サッカー フォーメーション4-4-2(中盤フラット)の戦術理解 メリット・デメリット

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皆さんサッカーをやっているとポジションがありますよね?

プロの試合を見ていると分かるのですが、相手を分析したり、途中交代の選手が入ったり、時間によってフォーメーションを変えていることがあります。

ゆの

監督たちの頭脳戦みたいなところもプロの試合の見どころです!

これは各フォーメーションにもメリット・デメリットが存在しています。
今出ている選手の特徴を存分に発揮するためのフォーメーションでも、それが理解出来ていないと行動には移せないと思います。

今回はぞれぞれのフォーメーションの特徴を紹介して、フォーメーションの戦術理解を深めよう!
の第1弾

4-4-2(中盤フラット型)の特徴とメリット・デメリットを紹介していきます!

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目次

4-4-2の特徴

4-4-2の特徴としては、DF・MF・FWと3つのラインで構成されているフォーメーションになっています。
とてもバランスよく配置されているフォーメーションです。

攻撃はサイド攻撃を得意にしているフォーメーションなのでサイドの選手は前への推進力を持っている選手が良いです。

守備は日本代表もしているようにゾーンで守備するのが良いです。

ゆの

最近の日本代表は4-3-3のシステムを使うことが多いですが、守備時にはフォーメーションを変え4-4-2にしています

4-4-2(中盤フラット)のメリット・デメリット

メリット

攻撃時

  • サイド攻撃を仕掛けられる
  • カウンターを仕掛けられる

4-4-2(中盤フラット)はSH、SBと中盤を絡めながらサイドを崩して攻撃するのが一般的です。
サイドが数的有利な状況になりやすい。

ただ、SBがオーバーラップ出来るか出来ないかで攻撃の厚みが変わってきますので、このフォーメーションで臨む場合はサイドのメンバーが重要になってきます。

SBの動き・オーバーラップの動きについては別の記事で紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください!

4-4-2(中盤フラット)は上図を見て頂けたら分かると思いますが、サイドにスペースが無いです。
相手も人が少ないサイドから攻めてくるのですが、このフォーメーションはサイドにスペースが無く、各ポジションの位置が近いのもあり、数的有利を作りやすいのでサイドでボールを奪えやすい。

また、ボールを奪った後も数的有利な状況で各ポジションの距離が近いため、攻撃に転じやすくカウンターを仕掛けやすい。

守備時

  • バランスの取れた配置になっているため守備がしやすい。
  • ゾーンDFに向いている。

各選手が良い距離感で配置されているので、バランスの良いフォーメーションで守備ブロックを敷きやすい。
そのため、ゾーンDFが向いています。

ゾーンDFについては別の記事で紹介しているのでこちらもチェックしてみて下さい!

このフォーメーションはサイドで数的有利を作れるポジションなので、守備の時も前線からパスコースを限定し、サイドへ追い込もう。

サイドへ追い込んだ時に数的有利な状況を使ってボールを奪い切る。

これはあくまで一例ですが、チームでボールを奪う場所を決めておくと良いと思います!

デメリット

攻撃、守備と共通で言えるのが、SHの体力消耗がえげつない。

ゆの

僕は社会人になってSHをやっていたのですが、やはり攻めではサイド攻撃するので高い位置をとるのですが、4-4-2の守備は基本SHも落ちて守備をすることが多いのでスタミナ勝負みたいなところがありました😅

当然、状況によってはボランチを下げて自分がボランチに入ることもありますが、攻めてたのにいきなり戻って守備をするスプリントがとてつもなくきついです。

なので、監督陣営は4-4-2にするならSH、SBの体力も気にかけてあげた方が良いです。

また、4-4-2(中盤フラット)はゾーンDFが守備戦術としては向いていると書きましたが、ゾーンDFにもデメリットがあります。
デメリットの部分も上記にあるゾーンDFの記事に書いてあるので是非、チェックしてみて下さい!

4-4-2の各ポジションの役割を解説

FW(2人)

  • 【攻撃】このフォーメーションはカウンターを得意としているので、2人で時間をかけずに勝負し崩していく。
    サイド攻撃が強みのシステムなのでポストプレーも積極的にしていく。
  • 【守備】パスコースを切ってサイドに追い込む。

ボランチ(2人)

  • 【攻撃】視野を広く持ち、サイド攻撃の起点を作る。
    カウンター時は、速い展開でFWまでボールを繋ぐ。
  • 【守備】ボランチのポジショニングが特に重要。
    良い距離感を保ちチーム全体のバランスを見て、陣形を整えるのか・プレッシャーに行くのか判断する。

サイドハーフ(2人)

  • 【攻撃】走力・スプリントで相手に負けないこと。
    ドリブルの突破力と正確なセンタリングで攻撃に参加する。
  • 【守備】自サイドのサイドバックのカバー。
    高いポジションを取れて、守る時は守れる危機管理能力に長けた人が適任。

センターバック(2人)

  • DFラインの調整をして、出来るだけコンパクトにして守備をする。
  • 4-4-2の戦術を理解し、コーチングをして周りを動かす。

サイドバック(2人)

  • 【攻撃】オーバーラップを積極的に行い、サイドハーフのサポートと攻撃参加をする。
    サイドハーフ同様にドリブル突破と正確なセンタリングが重要。
  • 【守備】基本は相手のサイドハーフとのマッチアップ。
    DFラインでポジションがズレる時があるので、センターバックのカバーをしつつ、自分の元いた
    ポジションのカバーにボランチかサイドハーフを落とさせる。
監督

余談だけど、Jリーグではアビスパ福岡・セレッソ大阪・ガンバ大阪・清水エスパルス・柏レイソル・ベガルタ仙台などのチームが4-4-2(中盤フラット)を使っていました。

まとめ

4-4-2(中盤フラット)はバランスが良く、戦いやすいフォーメーションです。

守備においては、Jリーグのプロの守備も4-4-2を採用しているチームが多いです。
そのくらい有力なフォーメーションシステムなので、メリット・デメリットをチーム全員で落とし込んで、このフォーメーションを使いこなせるように頑張りましょう!

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4-4-2の戦術

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