サッカー サイドバックのコツを徹底解説~役割・動きを理解して上手くなろう~

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今回はそれぞれのポジションの動き・役割を説明していく中でSB(サイドバック)編です。

SBは一番無駄な走りをしなければいけないと言っても過言ではないポジンションです。

しかし、攻撃時にゴールに結びつくようなパスが送れれば、得点のチャンスに貢献出来る可能性は十分にあるポジションです。

この記事はこんな方にオススメ

  • サイドバックの動きがわからない
  • サイドバックの役割がわからない
  • どういうプレーをしたら良いかわからない
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目次

サイドバックの役割

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まず、SBの役割として大きく2つあります。

ディフェンス(守備)

SBなので、主に相手のミッドフィルダー(MF)とのマッチアップが多いです。

相手の攻撃は、サイドを起点に攻撃を仕掛けてくることが多いので、その攻撃を防ぐこと。

また、どうしてもSBの後方には広大なスペースが出来てしまうので、相手がそのスペースを使ってきても対処出来るようにする。

センターバック(CB)のカバーリングも大切。

自分と逆サイドにボールがある時、基本的に1枚ずつズレて自分の前のMFを下げることにより、ファーサイドのケアを行う。

1対1のディフェンス(守備)についてはこちら!

オーバーラップ

やはりSBと言ったらオーバーラップですよね!
自分のチームが攻める時、サイドを駆け上がり攻撃参加をすること。

サイドを突破しクロスやアーリークロス・中に切り込んでシュートなど攻めのバリエーションが豊富でSBの楽しいところでもあります。

サイドバックの動き

チームによって決まりごとがあるかもしれませんが、ここでは基本的なオフザボール時の動きを紹介します。

守備

相手が自分のサイドでボールを持っている時

あなたが青⑤の選手で守備をしています。

相手選手の赤❾に近づきすぎると裏のスペースや相手の赤➓が矢印の方向に走られ、味方の青⑦とのゲートを突破されてしまう。

ですので、図のようなポジションを取ることが望ましいです。

ゲートをなるべく開けないようにして、自分の背後のスペースに出されても対応できるポジションです。

仮に相手の赤❾の足元にボールが入ったとしても、それから1対1をする分にはディレイ(プレーを遅らせる)も出来るし、相手の攻めに時間がかかるので崩されにくいです。

また相手からスペースにボールが出されてしまうと、どうしても後ろ向きの守備になってしまうので守りにくいです。

赤❾の足元に入る分には、正面を向いた守備が出来るので守りやすいということもあります。

しかし、状況によりますが、味方のCB(センターバック)が相手の2トップにマークを付けていて、味方の青⑥が青④のカバーを出来る位置まで落ちている時は、味方のDFが相手2トップに対し、3人(相手+1人)いるので相手の赤❾へのインターセプト、プレスの選択肢もありです!

相手が自分の逆サイドでボールを持っている時

このポジションが良いです。
逆サイドにボールがあると相手チームも味方のチームもある程度反対側に寄ってしまいます。

そのため、自分の周りのスペースを埋めながら相手の赤❾の選手にボールが入った時、
すぐにプレスが出来るポジションを取ることが大事になってきます。

今のポジショニングは基本のポジショニングです。
チーム内で守備の形が決められているなら、そちらを優先しましょう。

ビルドアップ時

出来るだけ高いポジションをとり積極的に攻撃に参加していく。

高いポジションをとっておくと、ボールを受けてパスコースが無い時でも、味方のCBと縦に近い関係なのでバックパスで安全に時間を作れる。

理想はサイドハーフがボールを受けて、外側をオーバーラップして攻めるのが一番分かりやすくて崩せる形です。

低い位置でボールをもらうと相手のプレスにより押し込まれてしまいます。

よく「ハマった、ハマった」という声を試合中聞きますが、相手にはめられパスを出せる場所が限定されてしまい、相手にボールを奪われてしまいます。

高い位置と比べるとボールを取られた時の危険度が増すのと、自陣のスペースが少なくビルドアップが難しくなります。
ビルドアップ時は高いポジションを取るのが良いと思います。

オーバーラップのタイミング

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SBはやはりオーバーラップが醍醐味ですよね😊
サイドを駆け上がれた時は気持ち良い!

ですが、オーバーラップのタイミングが合わないと無駄走りが多くなってしまって疲れてしまいます。

意味のある走り、タイミングが重要になってきます。

ゆの

僕も最初は攻めるのが大好きで、オーバーラップばかりしていました。
ですがボールがきません💦

ゆの

フリーで走っているのになんでパスを出してくれないのだろう?

よくよく自分のプレーを確認すると、ボールの出し手のことを何も考えずに、自分のタイミングで走ってボールを要求していました。

タイミングが悪かったのです。

オーバーラップはタイミングが大事

自分にボールを出してくれる味方はしっかり前を向いて、オーバーラップしているあなたの姿が視野に入っているでしょうか?

チームの練習で形を決めていたりしたら話は別ですが、人間は視野に入ってないところにボールは蹴りません。
自分勝手に走り出してもボールは来ないのです。

周りを見ながら、アイコンタクトを取りながら、良いタイミングで走り始めれば何かしらのアクションがあるはずです!

なお、オーバーラップした後の「自分のポジションのケアをどうするか」チームで話しておくことが必要です。

オーバーラップは攻めに厚みが増して攻撃のバリエーションも増えるため、相手としたら相当嫌だと思います。
ですが相手にボールを取られた時、SBのあなたも攻撃に参加しているため、あなたの守備するスペースを相手に使われてカウンターを喰らってしまいます。

オーバーラップした後のケアは必ずチームで話して決めておきましょう。

まとめ

サイドバックの役割と動き方を細かく説明しました。

SBはとにかく走るポジションです。
フリーランニングがとても多く、疲れるポジションだと思います。

ですが、そのフリーランニングで相手を惑わし得点に繋がることもあります。

オーバーラップして高い精度のクロスが上げることが出来れば、得点に絡むことも出来ます。

SBは攻守において躍動できるポジションですので、ぜひ頑張ってください!

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サイドバックの極意

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