今回はサッカーの戦術を理解する記事の第6弾です!
1〜5弾も良かったらチェックしてみて下さい☺️
今回は3-1-4-2の特徴とメリット・デメリットを紹介していきます。
jリーグでは、サガン鳥栖が採用しているシステムです。
3-1-4-2の特徴
3-1-4-2のフォーメーションは、中盤に多くの人数がいるため中盤を厚くして数的有利を作るシステムになっている。
サッカーにおいて闘いが一番起きるのは中盤です。
中盤を支配出来ているチームは得点に結びつくパスや、相手を崩す攻め、またバックパスをして自分たちでボールを回すことも出来るため自分たちのペースで試合を運ぶことが出来ます.
3-1-4-2のメリット・デメリット
メリット
中盤で数的有利を作りやすい
守備時にはDFを5枚にすることで守備が堅くなる
カウンターを狙える
中盤に人数が多くいるので、中盤で数的有利になりやすく、相手のフォーメーションによっては中盤を支配することが出来る。
守備時にはSHの選手がDFに入るので5枚のDFラインになります。
スペースやゲートを消すことが出来て、堅くなる。
サガン鳥栖も守備時には5-4-1の陣形に変えて守備をしていました。
前線にFWが2人いるのでカウンターを狙える。
中盤にも選手がいるので、ボールを奪取出来たら積極的にカウンターを狙っていこう。
デメリット
SHとボランチは高い運動量が必要
サイドが数的不利になる
ボランチがマークされてしまう
SHは守備時にはDFラインに加わって守備をするが、攻撃時はサイドでの突破やセンタリングなどで攻めに参加しなければいけないので、高い運動量が必要。
ボランチに関しても、中盤のDFラインと中盤のスペースやゲート、相手のポジショニングから守備範囲が広いため、同じく運動量が必要。
3-1-4-2は中盤で人数が多い分、サイドが手薄になってしまう。
サイドでの数的不利が目立ってしまうので、チームで守備の形やボールの取り所を決めておくことが重要です。
このフォーメーションでは、ボランチが1人のため相手に注目されやすくマークされて潰されてしまう可能性が高い。
ボランチの選手が止められてしまうと、チームにもリズムが出てこない。
何より、ボランチの位置でボールを取られるとすぐにピンチになってしまうので、ボランチの人はキープ力やダイレクトプレーなどが必要になってくる。
3-1-4-2の各ポジションの役割
FW(2人)
- ゴールに結びつくプレーをする。
- 相手のDFラインの裏を狙う。
- 時にはサイドに流れてボールをもらい攻撃の起点になる。
- シュートの決定力。
インサイドハーフ(2人)
- FWのサポートや2列目からFWを追い越して、シュートや得点に繋がるプレーをする。
- セカンドボールへの対応。
- SHのサポートも行う。
SH(2人)
- ドリブル突破や質の高いセンタリングを上げる。
- 高い運動量が必要。
- 守備時にはSBになるので、守備の能力も必要。
- 攻撃に参加する時の状況判断が必要。
攻撃参加はとても良いことだが、自分が上がることによって生まれるスペースや相手の人数など状況判断が冷静に出来ること。
ボランチ(1人)
- 視野を広く持ち、ボールを繋ぎ攻撃やビルドアップを組み立てる。
- 守備を献身的に行う。
- DF陣が弾いたりクリアした後のボールへの対応。
- 高い運動量でDFラインの前のスペースやゲートを埋める。
DF(3人)
- 基本的に攻撃には参加せず守備に専念する。
- ビルドアップ時には焦らず正確なパスで行う。
ビルドアップ時はDFは3人しかいないから、ボランチ等とトライングルを作り、ボールを繋げていく。
まとめ
今回は3-1-4-2についてまとめてみました😁
このフォーメーションは中盤にスポットを置いたシステムになっているので、中盤で強い闘いをしたいチームに適しています。
メリット・デメリットを理解してチームに落とし込んでいきましょう。
また、守備時にはフォーメーションが変わるのでチームで話し合って、どのように守備をするのか話し合ってこのシステムに挑戦しましょう!