こんな経験ありませんか?
- ボールがくると焦ってしまう
- パスコースがなくて探してしまい、ボールを奪われてしまう
- ボールばかりを見ていて、マークするべき相手を離してしまった
この記事がオススメな人
- 視野を広く持ちたい
- 落ち着いてプレーできるようになりたい
- 迷ったプレーをしたくない
あなたのプレーでチャンスメイクすることが出来るかもしれません!
視野の重要性
視野は必要なのか?
この疑問に対しての答えは視野は必要で、プレーの根源的なものである。
と僕は考えます。
視野が確保できていないままプレーした場合…
- 相手のプレスに気づけず、ボールを奪われてしまう
- 次のプレーが明確になっていないため、ボールがくると焦ってしまう
- 相手の位置、空いているスペース、フリーな味方の選手などが見えないため、チャンスを逃してしまう
- ボールが足元に入ってから、判断をするためプレーが後手後手になってしまう
視野が確保されてプレーした場合…
- 相手のプレスに気づくことができて、ボールを取られないように対応することができる
- ボールがくる前に、ある程度パスするのかドリブルするのか決めておくことにより、ボールが来ても落ち着いてプレーできる
さらに、ボールをもらうときに足元で欲しいのかオープンスペースで欲しいのか要求して、自分のプレーもやりやすくなる。 - ダイレクトパスなどで、チャンスを演出できる可能性がある
- 常に先手を取ることができて、相手はリアクションでプレーするしかない
- プレーの幅が広がる
視野はサッカーにとって、1つのプレーの始まりのようなものなので大変重要なのです。
間接視野と直接視野
皆さん視野にも2種類あるのをご存知でしょうか?
僕がざっくり説明すると
間接視野は焦点があっていないがぼやけて見えている視野のこと。
直接視野は焦点があっていてしっかり見えている視野のことです。
例えば日常生活で車や自転車を運転したことがあると思います。
車の運転もこの間接視野と直接視野を自然に駆使して行なっています。
直接視野でハンドル操作・ブレーキ操作をし、間接視野で周囲の危険予知をしています。
皆さん車の運転は自然と出来ていると思います。
ですのでサッカーでも出来るはずなのです。
具体的にどうやって使い分けるの?
まず、サッカーにおいてパスコースをどうやって見つけていますか?
直接視野で1人1人フリーな選手を見つけるのは、時間がかかるので試合中には難しいです。
なので、直接視野で自分の位置から遠い見方の選手を見ます。
そうすると、ぼやけて遠い見方の選手と自分の間の空間にいる人が見えると思います。
そうすることで、一瞬で状況を判断できてパスコースを見つけ出します。
青3がボールをもらうときに、青11番を直接視野で見ます。
そうすると円で書いた部分は間接視野で見えるので、一瞬である程度の状況を認識することができます。
視野を確保するため試合中にやるべきこと
首を振る
サッカーの試合の中でボールに何回触ったかを数えたことはありますか?
試合時間が90分のうちボールに触っていられる時間は平均で約1~2分です。
オフザボールの時に良い準備、ポジション、情報収集が出来ると自分にボールが来た時に、今より良いパフォーマンスが出来るはずです。
オフザボールの動きをまとめた記事はこちら!
具体的に今回は視野がテーマですので、情報収集について解説していきます。
僕がやっていることはオフザボールの時に相手のキーパーの位置、ディフェンスラインの高さ、相手の位置と味方の位置、スペースを常に首を振って確認しています。
久保建英選手のようにボールが自分の足元に来る直前まで首を振るのは、なかなか難しいですが首を振って状況確認と状況収集をするだけでプレーの幅が広がります。
人間頭でイメージ出来ないことは行動に移せません。
ただ、ボールが来る前に情報収集をしてあるテイフォのイメージを頭に思い描いていれば行動に移すことが出来ます。
是非皆さんも首を振る癖をつけていきましょう。
身体の向き、立ち位置
試合中、視野をうまく使えていますか?
これは極端な例ですが、青4番がボールを持っていて青5番にパスを出そうとしている時のシーンです。
青5番の立ち位置と身体の向きによる視界が円で示した範囲になります。
味方全員が視界に入っていないため、効率が良いとは言えません。
青5番の立ち位置、身体の向きを変えるだけで視界が広がります。
コート全体が見えていて、自分の視野を存分に使えているので効率が良いです。
このように、身体の向きと立ち位置で視野というものは全然違ってきます。
このことも意識しながら、プレーしてみてください!
視野を広げるためには
直接視野は、はっきり見えている部分ですので良いとして、ここでは間接視野を広げる方法について紹介していきます。
↓こちらは僕も実践している練習方です!
普段の生活から意識して間接視野を使っていきましょう。
例えば、買い物に出た時・人とすれ違う時・レジで並んでいる時など、さまざまな場面で意識することが出来ます。
周りの人が何をしたのかを直接視野ではなく間接視野で意識的に見ることで間接視野の範囲は広がります。
ちなみに僕はサウナが好きで温泉によく行くのですが、外気浴で整えている時に間接視野を広げています。
是非、皆さんも何かの最中でも全然練習出来るのでやってみてください!
まとめ
視野はサッカーにおいてプレーの始まりみたいなもの。
間接視野は焦点があっていないが、ぼんやり見える視野のこと。
直接視野は焦点があっていてしっかり見える視野のこと。
試合中は、首を振ることや身体の向き、立ち位置を意識すると効率が良い。
視野が広がるとプレーの幅やイメージが頭の中にどんどん湧いてきて、プレーの質やチャンスメイク・危険予知といったさまざまなことが出来るようになります。
何より、サッカーが今よりもっと面白くなります!
是非、皆さんも視野を広げて試合で輝いてください!