サッカー フォーメーション4-4-2(中盤ダイヤモンド)の戦術理解 メリット・デメリット

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皆さんサッカー楽しんでいるでしょうか?
今回は様々なフォーメーションの戦術理解を深める記事の第2弾です。

前回の第1弾はこちらからチェックしてみて下さい!

今回は、4-4-2(中盤ダイヤモンド)の特徴とメリット・デメリットを紹介していきます!

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目次

4-4-2(中盤ダイヤモンド)の特徴

4-4-2(中盤ダイヤモンド)の特徴は、その名前の通り中盤がダイヤモンドで構成されているフォーメーションになっています。

普通の4-4-2と違い、中盤の1人(図の⑥番)が少し低い位置で、DFの枚数が多いのが特徴です。
ですので、どちらかというとディフェンシブな陣形で、攻撃には人数があまりかけられないというのがこのシステムの特徴になっています。

ゆの

ひと言でいうと守備に特化したフォーメーションです

Jリーグではヴィッセル神戸が主に使っていたフォーメーションです。

4-4-2(中盤ダイヤモンド)のメリット・デメリット

メリット

  • 守備がしやすい。
  • 中央に人数が多いため、ボール保持率が上がり試合を有利に運ぶことが出来る。

ボランチの選手(上記の青⑥)が低い位置なため、数的有利な守備が出来る。

中央はダイヤモンドで形成されているため、常にトライアングルが出来ている。
そのため、ボールを簡単に回すことが出来てボールポゼッションが上がり、自分達のペースで試合運びが出来る。

デメリット

  • サイドハーフの体力消耗が激しい。
  • 攻撃の枚数が少ない。
  • 前線からのプレスに行けない。

この図を見ると、CBの2人は相手の赤❾をマークしている。
SBの青④は相手の赤❻をマークしている。

そうすると青④の背後のスペースが空いてしまい、相手のSBが走り込んでパスを受けたら、右サイドは数的不利な状況になってしまうため、SHの青⑨が戻って守備をする形になる。

そして、ボールを奪ったらサイド攻撃に参加しなければいけないため、SHの上下の運動量が必要になってくる。

SHが落ちて守備を行うため、ボールを奪っても前に枚数がいないため攻撃に厚みが無くなってしまう。

このシステムは形が形成されているため、基本的にはゾーンDFになることが多い。
無理に前からプレッシャーをかけると形が崩れてしまうため、前線からのプレスは行きにくい。

4-4-2(中盤ダイヤモンド)の各ポジションの役割を解説

FW(2人)

  • 守備として、基本的に1人は相手のボランチをマークする。
    (守備フォーメーションが変わらない場合、相手の中盤が2人いて、1人マーク出来ない場合)
  • どちらかがサイドに流れ、キープやポストプレーをして、攻撃の起点を作る

トップ下(1人)

  • 視野を広く持ち、FWと連携して空いてDFを崩す。
  • ボールをキープして、SHを使い攻撃のバリエーションを増やす。
  • FWを追い越して、得点に絡むプレーをする。

SH(2人)

  • FWがサイドに流れてきた時のサポートやスペースへのランニングで数的有利な攻撃をする。
  • 自陣のSBが開けた相手マークする、スペースを埋める。
  • 攻守において高い技術と体力が必要。

ボランチ(1人)

  • 守備のバランスを見て、中央のスペースを潰す。
  • SHをすぐにサポート、カバーできる距離にポジショニングする。
  • ビルドアップの際は積極的に顔を出し、数的有利な状況でボール回しを行う。

SB(2人)

  • FWがサイドで起点を作った場合は、積極的にオーバーラップを行い数的有利な状況を作る。(図3)
  • ドリブル・センタリングなど攻撃参加していく。
  • CBのカバー。
図3

CB(2人)

  • ゾーンDFのため、危ないところにスペースが無いか把握する。
    もしあったら、コーチングでポジションを修正させる。
  • SBとの連携をとり、ゾーンの受け渡しの声かけを行う。
監督

このフォーメーションはSHとFWが鍵になってくる。
SHの運動量とFWに打開力がある選手がいればチャレンジしてみてはどうだろう。

まとめ

4-4-2(中盤ダイヤモンド)は守備に適したフォーメーションです。

通常は攻撃の枚数がどうしても少なくなってしまいますが、ボールキープやパスサッカーが出来てくるとボールポゼッションを意識してチーム全体で攻撃を仕掛けることも出来ます。

もし、チームで向いてる戦術だと感じたらチャレンジしてみて下さい!

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4-4-2(中盤ダイヤモンド)

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