サッカーの基本といえばやはり、『止める・蹴る』ですよね!
この基本ができていないと良いプレーはできません。
プロの選手たちでさえも、この「止めて蹴る」の練習を欠かさず行っている所を見ると、本当に大事になってくる部分だなと改めて感じます。
今回はこの【止める】トラップについて記事を書いてみました。
この記事を読んでほしい方
- トラップが上手くできない
- トラップで意識していることを知りたい
- 足元に止めるトラップをしたい
記事を読んで実践することによって得られるスキル
- トラップが上手くなる
- 次のプレーがしやすくなるためプレーの質が上がる
- トラップが自分の思い描いた通りになるため、落ち着いてプレーできるようになる
トラップが上手くいかない原因を把握しよう
まず、トラップが上手くできない原因を自分で把握することが大事です。
闇雲にトラップの練習をしても自分のできていない部分がわからないと試合中にトラップミスをしてしまうことがあります。
本来トラップは意識してやるものではなく、流れの中でボールを止める動作なので、自然な流れになった時にしっかり対応するためにも自分でトラップが上手くできない原因を知っておくことは重要です。
ボールを見ていない
ボールを蹴る時も「ボールを見る」ことは大事だが、トラップする時も同じことです。
ボールを足に当てるまでしっかり見ていないと、ボールが当たる瞬間がわからずに足の形ができていなかったり、ボール威力を吸収することができない。
ボールの威力を吸収できていない
トラップというのは転がってきたボール、浮いたボールを止めることを言います。
なので、転がってきたボールに対して足を当てに行ってしまうと、当然反発してボールが前に行ってしまいます。
トラップする時はボールの威力を吸収することがポイントになってきます。
力んでしまう
ボールをトラップするときに、ガチガチに力んで力が入っている状態ではトラップが上手くできません。
無駄なエネルギーを使ってしまうし、筋肉が緊張してしまい身体の可動域が本来よりも狭くなってしまう。
サッカーにおいて脱力というのが大事になってくる場面は多いです。
このトラップもそのうちの1つです。
どうしたらトラップが上手くなれるか
人のスキルを真似る
あなたが「この人トラップ上手いな」と思う方、いなかったらYouTubeでも良いですが、とにかく真似てみる。
ここで重要になってくるのが、自分のトラップが上手くできていない原因がわかった状態で、できていないところだけ真似ることです。
自分トラップ上手くできないから、いきなり真似すればいいじゃん!って思う方もいると思いますが、練習でポイントを真似することはできるかもしれませんが、試合中になると疲れて意識できず無意識にトラップすることがほとんどです。
ですので実践的に向いているのは、自分のある程度の型は残しつつ、できていないところだけを真似るという形が一番ストレスなくプレーできると思います。
意識しながら練習を行う
チームの練習でボールをもらうことが多くあるだろう。
その1つ1つのトラップを意識する。
そうすると、ただの対面のパス練習だけでも楽しくなりますよ☺️
何も考えずにパス練習をするよりは、1つ1つのプレーを考えながら行うことが重要で、これはトラップに限らずプレーの質がどんどん上がっていきます。
トラップで意識すること
トラップの基本
まず、1番良いトラップってなんだと思いますか?
一番良いトラップは、次のプレーがしやすく相手に取られないところにボールを置くトラップです。
僕はDFを長年やってきた中で、やはり相手のトラップというのは取り所の1つでもあるんですよね!
ですがトラップが上手い選手には、突っ込むと入れ替わったり交わされてしまうリスクがあるため、DFもなかなか取りに行けません。
また、トラップが良くても次のプレーに時間が掛かってしまうと、DFも間合いを詰めてボールを失ってしまうことがあります。
なので相手に取られない所にボールを置くと同時に、自分が次にプレーしやすい所にボールを置くことも重要です。
具体的にトラップする時の面をしっかり作ることは大事なことですが、僕は次の2つを意識しています。
力まない
トラップで1番意識してほしいポイントがこの力まないことです!!
トラップする時に面がしっかりできているのに、トラップしたらボールが伸びてしまったり、変な方向に行ってしまったりする方が多いと思います。
僕個人的には面よりもこの力まない”脱力“ということが重要だと思っています。
皆さんイメージしてほしいのですが、冬場のカチカチに固まったグラウンドでボールを弾ませると跳ねてバウンドします。
ですが、砂浜ではボールは跳ねないですよね?
同じ土でもボールに加わっている力を分散させて逃しているため、砂浜の土は弾みません。
トラップでも同じことが言えます。
力んでしまうと筋肉が緊張してしまい、反発力が大きくなります。
そのため、トラップが大きくなってしまいます。
できる限りリラックス、脱力してボールに加わっている力を分散させるイメージでトラップすることで良いトラップができます!
ぜひ試してみてください!
吸収するイメージ
脱力が大事!ということは説明しましたが、脱力しても少なからず反発力はあるので強いパスが来た時にトラップミスをしてしまう可能性があります。
そこで足を使ってトラップする場合、トラップした瞬間に少し足をひくことでボールの威力を吸収することができます。
これは練習で意識しながらやってみれば、明日からでもできることですので是非練習してみてください!
練習方法
トラップの練習として僕がオススメする方法を4つ紹介します。
リフティング
1つ目がリフティングです。
リフティングはトラップの面に当てる練習になります。
面にしっかり当たっていないとリフティングはできませんので、面に当てる意識をしながらリフティングをしていきましょう。
リフティングの記事も別で書いていますので興味がある方はぜひチェックして見てください☺️
壁打ち
1人で壁にボールを蹴って跳ね返ってきたボールをトラップする練習です。
壁との距離で跳ね返ってくるボールの威力も調整できるので、1人の時はこれがオススメです。
注意点としては、自分で蹴ってトラップしてを繰り返すので疲労が早いです。
数やれば良いということではなく、あくまでトラップが上手くなりたい目的ですので、1本1本集中して試行錯誤しながら行なっていきましょう。
また、蹴ったボールが真正面にまっすぐ返ってくることがほとんどです。
壁打ちが完璧にできたからと言って、トラップが上手くなったとは言えません。
なぜなら、試合中は真正面にボールがくることばかりではないからです。
もちろん通常の壁打ちもトラップの練習としては効果的ですが、トラップする方向を変えたり、斜めから蹴って跳ね返ってくるボールをあえてズラしたりして試合を想定した練習ができる工夫をしていきましょう。
パス練習
もし、2人いる場合は近い距離、遠い距離で2人でパス練習するのが良いです。
自分の真正面にくることもあれば少しズレることもあり、ゴロのボールもあれば浮いたボールもあり、とても実践的です。
パス練習はどうしても蹴るところにフォーカスしがちですが、トラップの練習にもなっていますので、何気ないパス練習でも意識しながら行いましょう!
実は家の中でもできる!?
僕は1年以上こちらを使わせていただいているのですが、全然壊れないしネットの部分も強度がしっかりあるので外はもちろん家の中でも使えます!
ネットの貼りが強すぎて、組み立てる際にネットをゴムで止めるのが少し苦労しました💦
ちょっとの隙間時間にトラップの練習がしたい!ボールを蹴りたい!と思っても時間帯や天候によってできないことがあると思います。
ですが、家の中にあれば時間帯や天候を気にせず、好きなだけ練習ができます!
ネットの角度も変えられるのでリフティングの練習やボレーシュートの練習などさまざまな練習に応用することも可能です!
僕は約6畳分のスペースで練習をしていますが、大きさも邪魔にならないし練習スペースも確保できますので、僕はとても重宝しています😊
まとめ
今回はトラップについて書いてみました!
トラップが上手くなるプロセスとしては、
- トラップが上手くできない原因を把握する
- どうしたらトラップが上手くなるのか考える
- トラップの知識をつける
- トラップの練習を行う
このようになります。
トラップは、サッカーで必ずやるプレーの1つで、プレーの始まりでもあります。
なので、トラップを上手くなることがサッカーおいてとても重要です。
ぜひ、皆さんトラップにフォーカスを当てて練習に取り組んでみてください!