サッカー クロス・センタリングの蹴り方~一番有効なのは?~

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サッカーにおいてクロス(センタリング)というのは攻撃の手段です。
Jリーグで優勝した川崎フロンターレの得点シーンを振り返ってみても、クロスからの得点が多いです。

クロスの質やチームでの形というものがあれば、それだけで攻撃の武器になり相手からしても嫌な攻撃になります。
僕も社会人チームでサッカーをやり始めた時にずっとサイドのポジションをやっていました。

僕はDFの経験もあるためクロスが上がってきた時のDF目線での感想もあるので、より追求したクロスを記事にしてみました。

この記事はこんな方にオススメ

  • センタリングが苦手
  • ニヤ(近いサイド)とファー(遠いサイド)の使いわけがわからない
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目次

クロス(センタリング)の種類

マイナスのクロス

この図からも分かるように自分達が目指しているゴールからは離れる(マイナス)方向にクロスを出すこと。

ニアのクロス

ニアのクロスは、近い場所で合わせるクロスのことを指します(この図なら青⑦に近い青⑥に合わせる)

ファーのクロス

ファーのクロスは遠い場所で合わせるクロスのことです。

アーリークロス

アーリークロスは相手のDFの背後に出すクロスになります。

4つのクロスの特徴(メリット・デメリット)

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マイナスのクロス

メリット

  • ゴール前に比べるとスペースがあるためクロス自体の難易度は低いこと。
  • シュートを打つ味方もスペースがあることにより、時間の余裕が生まれるため落ち着いてシュートを打つ事が出来る。
  • シュートを打つ味方と相手のゴールとの距離があるため、シュートコースを選択出来る。

デメリット

  • 相手のゴールとボールの間に相手のDFがいるため、シュートを打っても防がれてしまう可能性がある。
  • キーパーと1対1になるシーンが少ない

ニアのクロス

メリット

  • 速いクロスを出すことによって、いわゆる速攻攻撃が出来る。
  • DFがマークに付きにくい、対応がしにくい
  • ニアのクロスはファーのクロスと違って、速攻攻撃なのでDFラインやマークを整える事が難しい
  • クロスを上げる人とシュートする人の距離が近いため、クロスの難易度が低い
  • 高さで相手に勝てない時にも使える

デメリット

・シュートする角度があまりない→シュートの難易度が高い

ファーのクロス

メリット

  • 高さで勝負が出来る
  • 折り返して中に入れ返したり、クロスからシュートまでのバリエーションが増える
  • クロスを上げる人と合わせる人の距離が長いため、タイミングを合わせやすい
  • ゴール全体を自分の視野に入れることが出来るので、シュートコースを選択出来る

デメリット

  • クロスからシュートまでニアに比べると時間が掛かってしまうため、DFにマークを付かれてしまったり、対応されてしまう
  • ほとんどが浮き球なのでシュートの難易度が高い

アーリークロス

メリット

  • 相手のDFの背後にクロスが出来るため、相手のDFが対応しにくい
  • 速い段階でクロスが出来るため、サイドをそんなに突破しなくても良い
  • キーパーと1対1になる場面が多くゴールチャンスが生まれやすい
  • 身長がなくても大丈夫

デメリット

  • 相手のキーパーとDFの間、さらに味方が走り込んできてドンピシャの場所にクロスを上げなければいけないので難しい
  • クロスのターゲットが1人のことがほとんどなので、相手DFに対応されてしまうことが多い

DFからの目線で一番嫌なセンタリング(クロス)

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冒頭でもチラッと書きましたが、僕はCBをやっていた(本職でした)経験があり、せっかくなのでDFをしていて嫌だなと思う実体験も書きたいと思います。

一番嫌だったのがニアのクロスです。

ニアはDFの対応が難しい😅

アーリークロスに対しては、CBでトップのマークの受け渡しやキーパーとコミュニケーションをとって、DF-キーパー間のスペースの対応をはっきり出来ていたので、守備出来ていました。

マイナスのクロス・ファーサイドのクロスに対しては、
ゴール前の守備をゾーンでは無くマンツーにしていてちゃんとマークがつけていました。

ただニアのクロス…対応が難しすぎる

ニアの対応は自分の守るゴールと相手のシュートコースの間にポジションを取らなければいけません。

つまりニアのクロスは速攻でスピードが速くて、ただでさえ対応が難しいのに、シュートする相手よりも移動距離が長いので足が速いトップがいたら、同じタイミングで反応し走り出していたら確実に崩されてしまいます。

なので、トップに初速で勝てない場合は、DFラインをある程度下げて戦うしかありません。

なので、これからクロスの練習をする方や試合に活かしていきたい方は、是非ニアのクロスをチームメイトと練習するのが良いと思います。

ニアのクロスはシュートする側の難易度が高いので、実際にトップをやっている人と練習して合わせていくのが大切になってきます。

まとめ

今回はクロスの種類とそれぞれの特徴と僕の実体験をもとに記事を書いてみました。

サッカーの得点で、クロスから得点することはとても多いです。
質の高いクロスはチームメイトとの練習でタイミングを合わせていくしか方法は無いです。

後は、場面場面でクロスの出し手と受け手の意識を合わせていき、この場面ではニアのクロス・ファーのクロスなどと使い分ける事が出来たら、簡単に得点を決めることが出来るはずです。

この記事がほんの少しでもあなたの役に立てたら嬉しいです😊

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センタリングの蹴り方

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