サッカーのプレーの中で「ドリブル」があります。
メッシ選手やネイマール選手のようにドリブルが上手い選手はスーパースターの中には多くいて、そのプレーに憧れてサッカーをやり始める人もいるくらい、魅力とパワーを与えるプレーです。
今回は「ドリブル」についてまとめてみました。
こんな経験ありませんか?
- ドリブルしてもすぐに取られてしまう
- フェイントの種類がない
- ドリブルスピードが遅い
- ボールタッチが大きくなってしまう
この記事がオススメな人
- ドリブルを上手くなりたいと思っている
- ドリブルが上達する練習方法を知りたい
- ドリブルで注意するポイントを知りたい
ドリブルとパス
プレーの中でドリブルとパスの選択肢は常に考えておきたいです。
そこで、この2つのプレーについてメリットとデメリットを理解し、使い分ける必要があります。
ドリブル
メリット
個人技なため、コンビネーションが合わなかったり、パスミスする恐れがない
時間をかけて周りの味方を上げさせることができる
相手の視線を集めることができる
デメリット
攻めに時間がかかってしまう
体力を消耗する
パス
メリット
パス1本で相手の選手を置き去りにできる
攻めが速い
体力の消耗が少ない
相手を揺さぶれる
デメリット
パスミスが起こる可能性がある
連携が上手くいかないことがある
ドリブルは手段!?
ドリブルは相手を抜けると気持ちが良いし、かっこよく映ります。
そのせいか、ドリブルで相手を抜くことが目的になってしまっている人を多く見かけます。
目的はあくまで「ゴールを決めること」です。
その手段としてドリブルやパスがあるのです。
ゴールを決めることを常に意識しながらドリブルをすることで、ボールをもらう位置だったり、ボールの置き所が変わってきます。
「どうやって相手を交わすか?」ではなく「どうやってゴールを目指すか?」この意識でプレーしてみてください!
ドリブルで意識すること
間合い
1対1のドリブルは、ほとんどの場合がこの「間合い」で決まります。
ドリブルをする側はアクションを起こす方なので、リアクションでプレーするディフェンスの足が届かない位置にボールがあれば、相手を抜くことができます。
極端な話ですが、間合いが分かっていないとフェイントをしても相手に近かったり、遠すぎたりして効果がなくボールを奪われてしまいます。
間合いが分かっていれば、相手の足が届かない位置にボールを置いとけれるので、ボールを奪われることがありません。
この間合いはぜひ、意識して欲しいです。
1対1のディフェンス目線での記事もまとめてありますので、チェックしてみてください!
空踏み
空踏みとは、足踏みをしてリズムを変えるステップのことを言います。
他にも重心をリセットする効果もあります。
それだけ?
と思う方もいるかもしれませんが、リズムを変えられるだけでディフェンスは守備しにくくなります。
メッシ選手がよく使っているステップですので、ぜひ参考にしてみてください!
重心
相手のディフェンダーの重心をみます。
ボディフェイクをしたときなんかはとても有効です。
相手の体勢や重心を観察して逆をつくこと。
重心が乗っている足の方向には人間は動けないです。
例)
右足に重心があるときは、右側をドリブルで抜くと相手は足が出てこないです。
試しに自分でやってみればわかると思います。
相手の重心の逆をつくプレーもメッシ選手が得意とするプレーですので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
スピードの緩急
相手を抜くとき、抜いた後のオープンスペースのドリブル等でスピードを上げる。
せっかくドリブルで抜いても、スピードが変わらないと戻られてしまうし対応されてしまいます。
いきなりスピードを上げられたりすると、リアクションプレーの守備としては反応が遅れてしまいますよね💦
シンプルですがとても有効的なので意識してみてください!
ドリブルの練習方法
8の字ドリブル
両足のインサイド、アウトを使って8の字をドリブルしていく練習です。
インサイド、アウトサイドのボールタッチはドリブルに欠かせない所なので、正確にコントロールできるように練習しましょう!
マーカーで練習
よくある練習でマーカーを一定間隔で置いて、そこをドリブルしていく練習方です。
インサイド、アウトサイド、足裏、細かいタッチなどドリブルの内容も変えながら練習するとさらに良いです。
ラダー
ドリブルはステップも大事です。
細かいステップが踏めるようになることで、細かいボールタッチが滑らかにできるようになります。
ステップの練習は、ドリブル以外にディフェンス、オフザボールの動きなどでも活きてきますので練習しておいて損はありません。
ぜひ、やってみてはいかがでしょうか?
実戦練習
やはり実戦練習が一番良いです。
間合いや仕掛けるタイミングがわかるのと試合をイメージしやすいので、人数がいるときは遠慮なく誘って相手をしてもらいましょう!
相手はできるだけ同じ人ではなく、体型が違う人とやれると良いです。
足のリーチの長さや手の使い方がうまかったり、人それぞれの守備があると思いますので、出来るだけいろんな方に相手になってもらうのが良いです。
まとめ
今回はドリブルについてまとめました。
・ドリブルとパスの理解
・ドリブルで意識すること
間合い・空踏み・重心・スピードの緩急
・ドリブルの練習方法
8の字ドリブル・マーカー・ラダー・実戦練習
いかがだったでしょうか?
有効的にドリブルを活用して、勝利を目指しましょう。